天皇誕生日

天皇誕生日にちなんで、「日本の建国の歴史」について書きます。

みなさん、「日本の建国の歴史」って知っていますか?
なんか、「アマテラスノオオミカミ(天照の大御神)がどうたこうたら」とか
「スサノオノミコト(須佐之男命)がどうたらこうたら」とか。
実は知らないんですよね。

もっと言えば、「自分が日本の建国の歴史を知らない」という事実にすら気づいてないんです。

なぜかと言えば、これは日本が先の大戦で負けた事による弊害なんです。
アメリカ軍進駐部隊であったGHQが「日本人の愛国心」を奪うための指導、教育プログラムに徹したからです。
この話は長くなるので、機会があれば詳しくブログを書いてみようと思っています。

まず、結論から言います。(超ざっくりですが)
日向の国(九州)を治めていた神倭伊波礼毘古命(カムヤマトイワレビコノミコト)は
平和に天下を治めるため、大和(奈良)へ東征し、大和国橿原宮にて初代天皇【神武天皇】となりました。
これが日本の始まりです。(大和王権の始まり)

これは「日本書紀」に書いてあります。
8世紀、「日本書紀」は「古事記」と同時期に編纂されました。
これらは「記紀」と総称されています。
「記紀」は簡単にいうと8世紀以前の日本の歴史を記した「日本公式ダイジェスト版」みたいなものです。

「日本書紀」には今から2680年前、神武天皇の初代天皇の即位により、日本の歴史スタートと
書かれています。

この「2680年前」ってのは世界で圧倒的に古いんですよ。しかも現在もまだ続いています。

ちなみに2番めに古い国家はデンマークの約1000年前
3番めに古いのはイギリスの約900年前

日本って圧倒的なんですよね。

この話続けるとめちゃくちゃ長くなるので、詳しく知りたい人は竹田恒泰著:「天皇の国史」PHP研究所出版。
を読んでみてください。

当然「2680年前」って数字、「日本書紀」にそう書かれてるってだけでエビデンスはないです。
でも、多くの歴史学者曰く「紀元前後に大和王権誕生」がほぼ正しいみたいです。
日本の歴史は2000年前後っていうのが妥当みたいです。それでも2000年なんですよ!

ではなぜ日本は世界で一番歴史のある国として存在し続けてこれたのでしょうか。
「良い国」だからです。
「悪い国」は長く存在しないし、世界の歴史から「悪い国」はクーデターにより転覆されます。
この理論でいくと、そろそろ中国共産党も終わりかと。

日本は歴史を一貫して天皇を国家元首とする※國體(こくたい)をもった歴史を歩んできました。
※國體:日本の根幹。

天皇は国民の幸せを祈り、国民は天皇に感謝する。これが「國體」です。
大日本帝国憲法には「日本は天皇の知らす国」という文で始まっています。
天皇は国民のことを深く深く知り、その幸せをただひたすら祈り続けるという意味です。

先の大戦で日本は悲惨な敗戦を経験しました。
みなさんも中学時代日本史の授業で「特攻隊員」なるものを学んだと思います。
「天皇陛下バンザイ」と言って敵艦に突っ込んでいった若者たち。
私もそうですが、中学の歴史授業で左翼系思想を持った教師に「この時代の若者たちは天皇のために死になさいと
教育されていた」と習いましたが、これ、嘘です。

当時の若者達は自分の「死」と引換に残された家族や子孫にこの「良い国」「國體」を残さなければ!
との思い「飛んだ」のです。
天皇陛下個人のために死んだのではなく、天皇を国家元首とした日本の國體を守り、子孫に残すために「飛んだ」
のです。

敗戦後、GHQ総司令官のマッカーサーは昭和天皇に会いました。
マッカーサーは軍人です。マッカーサーは日本に対してある疑問を抱いていました。
「なぜ日本人はこんなにも勇敢に戦えるのか。」

当初、昭和天皇は戦争犯罪人として処刑される予定でした。

ここでマッカーサーは昭和天皇と面会して、事実を知ることになります。

「すべては俺が責任を取る。俺を殺せ。ただし日本国民に対しては一歩たりと手を出すな」

この昭和天皇の発言を聞いてマッカーサーは衝撃を受けました。
「ニホンジンッテミンナカゾクナンダ」
「だから勇敢に戦えたんだ」「家族のためだから命を差し出せたんだ」と。

マッカーサーはアメリカ本土に電報を送ります。
「日本人やばい。天皇処刑したらマジやばい」
「もし天皇を処刑したら日本は間違いなくテロ国家となり、共産党勢力となり、未来永劫民主主義国家の敵と
なる。これを封じ込めるためには年間莫大な人員と予算が必要になる。」
「日本を民主主義国家として存続させなければヤバい」と

今日私達は世界第3位の経済大国日本で豊かにくらしています。

あの日、日本の若者は飛びました。それによって「國體」は守られたからです。
あの日飛んだ若者達は「犬死」なんてしてません。未来の子孫に「良い国」を残したのです。
彼らが日本人の意地を魅せたおかげで、今日の自分がいるのです。

2月は「建国記念日」「天皇誕生日」があり、保守の自分としてはなにか思うことの多い月なので、この
ブログを書きました。

今月は「先人達」と「天皇」に感謝し、心の中に「日の丸」を掲げたいと思います。

皇弥栄!

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